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何がジェーンに起こったか?

初見。


す、すごい…ゴクリ。



あらすじ

子役の頃「ベイビー・ジェーン」の呼び名で親しまれていたジェーンと、妹の影に埋もれていたその姉ブランチ。時は流れ、実力を持ち合わせていたブランチは今や大女優、ジェーンは元来の気性の激しさも相まって、姉のコネで何とか芸能界に生き残っている状態。埋められない姉妹の溝…。おお、怖い。



What Ever Happened to BabyJane?



まず何よりも先にツッコむべき事は「ベティ・デイビス、怖過ぎだろ」だよね。ジェーンの気性の荒らさを体現した怖さもあるけど、そんなのちょっとどうでも良くなっちゃうくらい見た目のインパクトの大きさ…。白黒映画だから余計に怖さもアップだネ☆


ジョーン・クロフォード(ブランチ役)、ベティ・デイビス(ジェーン役)という二大女優の熱演だけあり、圧倒的な安定感があるよね。


現代の映画に比べると、この時代のサスペンスはストレートであまり捻りがないが、女優達の確かな演技力(特にベティの怪演)と「これどうやって決着つくの?」な展開のおかげで、普通に楽しめる出来だと思うわ。


しかしながら、ワイも姉妹いるけどさ、これほどまでに憎しみ合う事なんか到底無理だなぁ。やっぱりこれはショービズという特殊な世界だから起りうる事なんだろう。実例もあるしね(オリヴィア・デ・ハヴィランドとジョーン・フォンテインとか)


以下ネタバレだぜ↓















一応、この映画も最後にちょっとしたどんでん返しがあり、これがまた結果として、ジェーンをより苦しめる事になってるよね。


ジェーンを車で轢き殺そうとするブランチ

間一髪それをかわしたジェーンだが、追突したブランチは下半身不随に

酔っていたジェーンはこの事故についての記憶ゼロ

ブランチは「妹に轢かれた」と偽り、罪を被せる



もともと精神に異常がありそうなジェーンにとって、罪の呵責は云々にしても、少なくとも自分のせい(と思っていた)で下半身不随となった姉の世話はストレス以外の何物でもないだろう。


しかも何が悲しいって、才能もなく美貌も失われた今もなお、芸能界へ返り咲こうとする意欲を見せているところだよね。


逃れらない姉の呪縛、子役の頃の栄光に縋りつく滑稽さ、どんどん壊れていく精神、これに比べるとあの時ブランチに殺されていた方が、ジェーンにとってずっと幸せだったんじゃないか、とすら思えてくるわな。


結果論だけど、大女優の地位や身体の自由を捨ててまで、妹を憎しみ抜いたブランチもまた恐ろしいよね。自分の世話を(渋々ながらも)する妹の傍ら、“姉殺害未遂”の汚名を着せた事実に何の罪悪感もないんだろうか。ゾクリ。


内なる憎しみを育ててきた姉と、破壊的な憎しみをぶちまけてきた妹…。


この勝負、引き分け!!
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Author:ベネディクト
映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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