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スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー

初見。


前々から気になっていて、やっと鑑賞。



あらすじ

15歳の少年ペールと14歳の少女アニカ。二人の初々しい恋愛模様を綴った純愛映画…と言いたいところなんだけど、このヘソ曲がりの私が素直にそう言うはずもない。



En Kärlekshistoria



やたらと目を引くパッケージ画像だな。


1970年制作のスウェーデン映画という事で、「北欧映画を観たい」&「できれば昔ながらのファッションや街並みも楽しみたい」という、私の欲望を二つも叶えてくれたのが今作でね。


ただ一つ問題が…。そう、今作は恋愛映画…中でも私が最も忌み嫌う純愛映画という触れ込みがあり、そのせいでなかなか鑑賞に至る事ができなかった訳でして。


気になる…でもアプローチできない、そんなまさに今作の少年少女二人のような葛藤を、この老いたゴリラである私が見苦しく(そしてどうでも良く)抱きながらも、鑑賞。


愛する北欧映画というそれだけの事実だけで、贔屓ポイントが既に与えられている訳だけど、どうしても今作に関しては、それを考慮しても素直に「良かった」とは言えない出来だった。もちろん、大嫌いな純愛映画というマイナスポイントを頭から消した上での公正な判断(のつもり)だよ。


以下ネタバレだわーん↓















今作は前述したように、青春まっしぐらの少年少女の初恋を描いた作品で、二人の出会いから如何にして惹かれ合い、愛し合い…というものなんだけど。


ぶっちゃけ、出会いの段階からもう完全にロミオとジュリエット状態で、互いに一目惚れ的な始まりだったから、一目惚れを信じないワイとしては、開始早々ちょっとゲンナリぎみで。


まぁでもこれは別に私の恋愛物語ではないし、思春期の少年少女の恋の始まりって案外こんなもんだしな、と気を取り直して観ていくと、話したいのに話せない、好きなのに冷たくしちゃう、等々とてもじれったくもくすぐったい描写が続き、いつの間にか、自分の青春時代と重ねながらノスタルジーの波に飲まれちゃってた次第で。てへ☆(鳥肌)


この時点までは、そういった意味でなかなか楽しんで観ていたんだけど、二人がやっと互いに近づき、初めて会話できたぞーってなったその日に、いきなりキス


いやいやいやいや、早くない!?


おっさん、びっくりだよ。これは文化の違いなの? それともおっさんが遅れてるだけ? あの初々しさが一瞬で消え去っちゃって、置いてけぼりを食らったのがこのゴリラ。


結局は、一目惚れで好き合って、恋愛を楽しむ普通のカップルって感じだから、時々ちょっと映画っぽいロマンチックなシーン(パッケージ画像のような)が挟み込まれても、純愛映画という触れ込みにあまり説得力はない


しかも物語後半に進むにつれ、この二人は影を潜め、彼らの親などの大人達の人間模様に重点が置かれるようになってきているしね。


何か葛藤がある事くらいは分かるんだけど、如何せん前半は主人公二人の恋愛模様の合間に少し描かれる程度だから、ラストであの劇的な展開を持ってこられても、「え? 何で?」としか思えなかったんだよね。


純愛映画としても人間ドラマとしても中途半端で、少し残念だったけど、その中で猛烈に惹かれるキャラクターが一人。それはアニカの叔母エヴァ


スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー
友達と出かける為の支度をするアニカ(右)を、羨望とも妬みとも取れる眼差しで見つめるエヴァ(左)


彼女は今作の中で、最も負の要素を持ったキャラクターだよね。外見からすれば十分に美人なのに、求めた職を得る事ができず、婚期も逃し、精神のバランスを崩している。


アニカとエヴァのシーンが描かれる時の「光と影」具合が半端ないのよ。若い頃は希望に満ち溢れても、望んだように人生は進まない。それを訴えかけるエヴァの視線や表情がまた上手で、かなり引き込まれたし、なんかね…考えさせられ過ぎてちょっとヘコんだわ(あれ、これ涙?)


そんな感じで、本作を楽しめた点は、エヴァのキャラクターとスウェーデンの街並み、文化(ザリガニパーティなど)というくらいかなー。
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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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