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ミス・アンの秘密の日記

初見。


魅力的な人だったのかな?



あらすじ

舞台は19世紀のイギリス。同性しか愛せない女性アン・リスターは、心から愛を捧げ、それに応えてくれる相手もいたが、自分の望むように物事は運ばない。愛の強さと熱心さで、自分の人生を築き上げていく彼女の姿を描く。



The Secret Diaries of Miss Anne Lister



この映画を見つけた瞬間「これだ!!」と一目惚れ。19世紀+イギリス+同性愛という、まさにワイの好みド真ん中なんだよね。


アン・リスターは実在の人物で、彼女の日記の内容をもとに作られた映画らしいヨ。


彼女の赤裸々な想いが綴られているという事で、それだけでも良い題材になりそうだけど、注目されたのは“400万語もの暗号によって書かれている”という点だろう。


彼女自身「日記の内容を誰にも知られたくないから」という理由で暗号を用いただろうに、勝手に解読された挙句、映画化までされてちょっと気の毒だよね。逆に普通に書いていれば、誰の目にも留まらなかった可能性もあっただけに、何とも皮肉な結果だわい。


暗号が解読されたのは彼女の死後だったらしいから、それがせめてもの救いかな?


以下ネタバレだぞぃ↓












アンはとにかく真っ直ぐで、自分の信じた道や愛する人を一途に思い続けるタイプみたいだね。だが反対に、ひとたび気移りしてしまうと、それまで大切にしていたものをあっさり見限るから、情熱サバサバ型の人間という事になるかな(どんな型だ)


で、アンの愛した女性マリアナがまた、煮え切らなくてじれったいのよ。


二人で真実の愛を誓い合う訳だけど、この時代に堂々と付き合えるはずもない。アンは「そんなの関係ねぇ」状態だが、世間体を気にするマリアナは、アンに何の相談もせずに富豪の男性と結婚をする。


マリアナの裏切りに心を砕かれるアンだったが、結婚後もちょくちょく会ってお互いの気持ちを確かめ合い、将来的には一緒に暮らす事を約束する。


ここらへんまではまだ分かるのよ。誰だって自分が可愛いし、偏見が強かった時代ならば尚更、いかに“幸せ”に生きるかを画策したって、責め立てる事はできないと思う。


問題なのは“夫との贅沢な暮らしを手放す気はないくせに、アンには思わせぶりな態度を取る”こと。


「夫ともうすぐ別れる」言うても別れない、「夫は今病気でもうすぐ死ぬ」言うてもすんごいピンピンしてる、最終的にアンのもとに戻ってきたかと思えば「夫に新しい女ができて自分は捨てられそうだから」言う。


究極は、アンに拒まれた時の捨て台詞「私以外の女を本気で愛せるかしらね?」。


ごめん、とてつもなくうざいです。


だがこの言葉どおり、アンは後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、ジ・エンド。後日談では、一緒に暮らし始めた女性と生涯を共にした、と書かれていたけど、少なくとも何らかの形でマリアナの存在は心に残っていたのだとワイは思うよ。


また今作には、アンをずっと想い続ける幼馴染のティブという女性も登場するんだけど、彼女がどれだけ真剣な想いをぶつけても、アンはほんの一瞬でもなびかないんだよね。


今作が劇映画ならば、マリアナに振り回されたアンが、ティブの熱心な求愛に心を動かされて二人は結ばれる、という結末になりそうだけど、そう上手いことまとまらないのが現実の面白いところだわな。あ、ティブは可哀想だけどネ。


あと、アンは女性に好かれやすいみたいなんだけど、彼女の周囲にはレズビアン(もしくは潜在的な)が多かったことに少し驚いた。ちなみにアン・リスターの肖像画はこちら↓


アン・リスター


外見的な魅力の賜物でもありそうだけど、やはり内面的な意思の強さや話術に惹かれる女性が多かったのかなぁ。


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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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