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ロスト・アイズ

初見。


目自体はなくなりません。



あらすじ

目の病気のため視力を失いつつあるフリアは、双子の姉サラの死に疑問を抱き、真相を探ろうとするが…。


Los Ojos de Julia



これ、冒頭からして観客の心をグッと掴むよね。「何!? 何!?」状態。幽霊モノなのか、悪魔モノなのか、殺人鬼モノなのか、どうとも取れる冒頭のシーンに、想像力が膨らむ膨らむ。


主人公フリアの“徐々に失われていく視力”という設定も、存分に生かした描写でハラハラもさせてくれるよ。


スペイン産のホラー・サスペンスって、私の勝手なイメージでは“女・子供にも容赦ない残虐っぷりが秀でている印象だけど(『パンズ・ラビリンス』『永遠のこどもたち』とか)、今作もまた、そこんとこ忘れずにキッチリ入れてくるからね。


さすが、ベニチオ ギレルモ・デル・トロ!!


映画の中盤くらいで、何モノかの確信は得るんだけど、それにしては矛盾する点があるから「おっかしーなー」と思ってたが…。なるほど、そう来たか!! それだと合点はいくけども……。


無理ありすぎないかい!?


以下ネタバレだぞー↓












オチを言っちゃうと、結局サラを死に追い込んだ男がいて、今度はフリアに狙いを定めたそいつは、ストーカーして写真を撮ったり、フリアの夫に罪を被せて殺したり、彼女の傍にいるために色々しでかす訳だけども。


例えば、サラの墓を訪れたシーンで、フリアの肩に犯人が手を置き、振り向いた時には誰もいなかったり、犯人の風貌を目撃者は誰も覚えていなかったりと、実在する男の犯行にしては、そのへんの説明ができないよな、と困惑したのよ。


したらば、ビックリ。犯人は究極に存在感が薄く、いてもいなくても誰も気づかない=透明人間的な存在だから大丈夫だったらしい!!


ワァーオ☆


影が薄くて誰からも認めてもらえない、という心の葛藤は分かるんだけどね~。その割に最後自分の犯行がバレ、警察に姿をガン見された時には「俺を見るな~!」という。俺を認めてほしい、でもシャイだから見つめないで、ってこと? ワ・ガ・マ・マさん☆


でも前述のとおり、目が見えない代わりに研ぎ澄まされた感覚だとか、不利であるはずの“見えない”事を逆手に取るだとか、盲目という設定を上手く活用していて面白かった。


ミスリードを誘うために、フリアの夫や隣人の男が、これみよがしに怪しい行動を取ったりもしてくれるしネ☆


やっぱり、フリアが劇中で「目が見えないという事が、どれだけ大変な事か…」的な事を言っていたことを考えると、『パーフェクト・センス』がどれほどシビアな世界か手に取るように分かるよね~。



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コメント
156: by シャロン on 2013/08/19 at 06:50:30 (コメント編集)

そうなんですよね、人間にしてはあまりに不自然で、そのせいで霊的なものなのかと最初オカルト的な映画なのかと思って観ていたら、ただの存在感の無い人(笑)

強引すぎますよね~!?

157:コメント感謝です♪ by ベネディクト on 2013/08/19 at 19:31:57

>シャロンさん

こんばんは^^

ですよね~!
その事実が分かった時、思わず「えっ…」と声が出ましたもん。
“存在感がない”という事で、日常生活で透明人間的な扱いを受けるのは
理解できますが、怪しい行動(ストーカーして写真を撮りまくる)を取れば、
絶対に誰かしら注目するとは思いますけどね(笑)

そのへんはツッコミのオンパレードでしたが、
盲目女性達の更衣室のシーンや、犯人と対峙した時のシーンなど
バレるかバレないか紙一重な描写が、とても楽しめましたね^^

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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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