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パーフェクト・センス

初見。


こりゃまた、ジャンル分けに悩む映画ですなぁ。



あらすじ

突然、なんの前触れもなく嗅覚を失うという病気が世界中に発生。科学者たちはてんてこ舞い。原因は何なのか分からんまま、人類は成す術なく奇病に翻弄されていく。



Perfect Sence



SFヒューマン恋愛ドラマだね。


こういう、明確な理由はないんだけど、何となく雰囲気に飲み込まれたくなる映画っていいよね。この雰囲気がなければ「だから、結局どういう事なんだよ!?」と半ばキレぎみに追及したくなるけど、ひとたび飲み込まれちゃえば、細かい事はアウト・オブ・眼中。


映画の完成度は、脚本・演出などの良し悪しで左右されるけど、観客を引き込む雰囲気も結構大事な要素だと実感したわ~。


私は比較的、起伏のない静かな物語(『GERRY ジェリー』とか)も好むので今作も楽しめたが、退屈さを感じてしまう人にはこの映画は向かないかも。


ジェリー
夜中にこの映画を観ると、8割の人がジェリる(寝る)と思う


以下ネタバレっす↓












早い話が、全人類が嗅覚から始まり、触覚を除く五感を失う話だね。原因は本当に分からんみたいよ。


失うのは、一気にボーン→ギャァァァ何も見えん、聞こえん、どゆこと!? ギャァァァ!! ではなく、前兆があった後、一つずつゆっくりと失われていく感じ。


順番に挙げていくと…
1.深い悲しみに暮れる→嗅覚消失
2.不安に支配され飢餓を感じる→味覚消失
3.怒りを抑えられなくなる→聴覚消失
4.全てが愛おしくなる→視覚消失


どの感覚も失われたら大変ではあるが、順番的に何となく最適な段階を踏んでる感じはするよね。いきなり視覚が失われてたら、世界はもっとパニックになってたと思うし、「嗅覚が消えたんやから、味覚もいらんっしょ」とでも言わんばかりだし。


また、感覚が消失する前に、一応「最後だから堪能しとけタイム」が用意されているのも面白いよね。


味覚、聴覚、視覚の前兆は、まだ関連性があって分かりやすいけど、嗅覚の前兆の「悲しみ」ってどう関わりがあるんだろう。風の匂いとかで、懐かしさに似た切なさを感じたりするからかな?


最終的には、世界の美しさ、愛の素晴らしさを胸に抱きつつ、満たされた気持ちで五感(四感)を失う訳だけど、ウルトラ級の幸せと引き換えだとしても割に合わな過ぎるわ


目も見えない、耳も聞こえない、匂いも分からない、味もしない。悟り開けるよね


本編は視覚を失って終わるが、あの流れだとゆくゆくは最後の五感、触覚も失うと思うんだけど、そうなると悟りどころか、生きる事すら危ういよね


最後に。味覚を失う前兆として飢餓状態に陥ると書いたが、このシーンがなかなか楽しい。生魚、生肉、生ウサギは勿論のこと、マスタードを頬張り、オリーブオイルをがぶ飲み、花まで食べて、果ては日焼け止めクリーム(?)をチューチュー吸い、口紅までムシャムシャ


美味しくない事は分かってる。分かってるけど、がっつかれると美味しそうに見えるんだよね。ここのシーンは、5回くらい巻き戻して観てしまったわ~☆


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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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