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4月の涙

初見。


ビバ、北欧!!!



あらすじ

フィンランド内戦の時代に出会った、敵同士の男女の物語。


4月の涙



私があまり観る事のない映画のジャンルとして、戦争映画恋愛映画が挙げられる。理由としては、


戦争映画→あまりに現実的すぎて、映画として楽しむには重いから。
恋愛映画→あまりに映画的すぎて、現実として楽しむには軽いから。


という見事なまでの両極端からなっている。


だが、今回のこの映画は、戦争と恋愛どちらの要素も混じっている。では、なぜ観る事にしたのか。


北欧映画が大好きだからさ!!!


以下ネタバレ↓















いくら北欧好きだとて、苦手ジャンルに手を出したのは失敗だったかな、とさっきまでの威勢が嘘のように鑑賞していたけど、これがまた、素晴らしい映画だった!


敵同士の男女の恋愛」という触れこみなので、感傷的・情熱的な悲恋を謳い、純愛映画としてひとくくりにしようとする宣伝文句には、私はあまり賛同できない


彼らの間で愛が芽生える事は真実だけど、全てを投げ打ってまで愛を選ぶというよりは、自分が生き残る事を前提とした上での愛だったと思う。愛する人と自分を天秤にかけた時に、自分の方が少し重くなる、そういう部分に人間味を感じるから、嘘っぽさがなかったんだよね。


女を裁く立場にある男は、女の身を案じつつも、一度は自分の軍に戻ろうとする。途中、女の友人だった子供を引き連れていくも「迎えに行く」と守るつもりなのか分からない約束をし手放す。判事の妻とニャンニャンする(これには理由があったけどね)。


一方で、裁かれる立場にある女の方が切実。自分がいつ処刑されるか分からない状況で、いかにして生き残るかを画策している。下手したら、愛までも口実にしているのではないかと思えるほどにね。


そういった人間臭さがあったからこそ、ラストで二人が交わす熱い口づけに心が揺さぶられるんだよ。生にしがみついて、しがみついて、そこからやっと心の奥底にあった愛に気づく。ここなんだよ!(必死でキモいよ、お前)


あと、男と判事の関係性も密かに好きだったりする。男に恋心を寄せるゲイの判事の、虚無感がハンパなく伝わってくるんだよね。


あの判事も、男と一夜の関係を結んでいなかったら、きっと自殺する事はなかったんじゃないか。片思いの状態と、愛が届いた(と感じた)状態では、失う愛の重さが全く違うもんね。男が戻って来るのをルンルン気分で待ってたはずなのに、気の毒だわ。


どうでもいいけど、彼の「パーソネン!」の呼び方が好きだった(本当に心からどうでもいいわ)。


とにかく「恋愛映画なんてKUSO食らえ!」な捻くれ者の心を、真っ直ぐにしてハートの形に戻してくれた映画だったヨ☆



※今回の文章、全体的に気持ち悪くてすみません。慣れない事について書くと、どうもダメですね。いやぁ、お恥ずかしい。はっはっは!



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コメント
74: by シャロン on 2013/07/02 at 16:32:19 (コメント編集)

私も映画はアクションからアニメまで観ますが、唯一観ないのが、恋愛映画です。

ですので、私が鑑賞した場合も、自分で鳥肌立てながらの感想になると思います(笑)

真っ直ぐなハートの形の心があることが分ったのは良かったですね~。

77:コメントありがとうございます! by ベネディクト on 2013/07/03 at 00:05:14

>シャロンさん

こんばんは!

シャロンさんもでしたか!!
恋愛映画でも嘘っぽくないやつは好きなんですけど、
ごってごてのラブストーリーを観ると、ついFワードが出そうに…(反省)

はい、私にもちゃんとハート型の心臓があることが分かって良かったです(笑)
気づくとまた捻くれるので注意しています(´д`ノ)

84:見たくなりました by 篠雨 はつい on 2013/07/03 at 23:37:17 (コメント編集)

こんばんは!

北欧映画お好きなんですね^^
確かに恋愛映画と戦争映画の組み合わせは少々ハードルが高いというか…何となく見ていて苦しい気持ちになってしまいそうですよね;
でも映画自体は素晴らしかったようで、高いハードルも思い切って越えて見てみようか、と思いました。

恋愛映画や戦争映画ってどうしても現実とは離れた綺麗ごとがでてきちゃうと思うんですが、綺麗ごと過ぎると「映画だから」と割り切らないと照れくさくなっちゃうんです><
この映画はそうではないようですね。
人間臭い恋愛映画、いいですね^^

あと、慣れてないジャンルの映画見ると、それについての感想が照れくさいというかなんかいつもの調子じゃなくなる感じ、とてもよく分かります!笑

85:コメントありがとうございます♪ by ベネディクト on 2013/07/04 at 21:22:48

>篠雨 はついさん

こんばんは^^

はい、北欧映画大っっ好きなんです!!
あのこじんまりした感じや、使い勝手は悪そうだけど温かみのある家具だとか、
本当に永住したいくらい好きです。北欧映画を観ながら、何度憧れのため息を漏らす事か(笑)

そうなんですよね、現実は汚い事ばかりじゃないけど、それでも綺麗事過ぎると
「現実でそのセリフ、言っちゃう!?」と赤面必須になりますよね(*´Д`*)
この映画も、映画らしい部分はありましたが、現実を織り交ぜたからこそ
心を打つ素晴らしい作品になったと思います!

やっぱりゴリラ(自分)が愛を語るなんて、不慣れもいいとこでした(笑)

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Author:ベネディクト
映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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