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テイク・シェルター

初見。


マイケル・シャノンは、なかなか味のある俳優ですなー。



あらすじ

生活は決して裕福ではないが、妻と娘と共に幸せな日々を送っていたカーティス。だが、ある時を境に、毎晩毎晩、悪夢を見るようになる。恐怖と疑念に駆られた彼の取った行動は、テイク・シェルター。レッツ・テイク・シェルター。


テイク・シェルター



はい、テイク・シェルター! つってね、挨拶じゃねぇっての、ってね。なに「はい、チーズ!」みたいに言ってんの、ってね。あ、しつこい? うん、心からごめんなさい。


さて。私は、あらすじを知らないまま観た方が映画を5倍は楽しめると考えるので、基本的には無の状態から観る事が多い。今回も例に漏れず、題名の『テイク・シェルター』から導き出される展開を思い浮かべつつ、鑑賞。


以下ネタバレでごんす↓






















カーティスが油色の雨の中で立ち尽くしていた冒頭。この始まりで、私は早速「天変地異系の映画か?」と。人間が地球を汚し過ぎて、地上では生活できなくなったから、テイク・シェルターして地下に潜るのか、と。


だけども、どうやら油の雨が見えるのはカーティスだけっぽいし、それ自体夢っぽいし、やはり「幻想にとらわれた人間のドラマか?」と。


と、思いきや竜巻やら鳥がぶわーって来るわで、何やら「SF映画?」らしき雰囲気もあるし…。



などと、完全に振り回されている自分がございました。だからこそ面白いんだけどね!



でまあ、結局は、精神を病んでいく夫カーティスを見捨てず、共に歩んでいこうとする妻との心温まる絆のお話だったんだけど。


徐々に症状が悪化していくカーティスを前に、私は「奥さんが愛想を尽かして出て行くパターンかな」とヒヤヒヤした。何度も「頼むから、奥さん、出て行かないでくれ!」と心で懇願した。それが通じたのか(違う)、奥さんは出て行かなかった。


そして鳥がぶわーってなった時も、私は願った。「せっかくいい感じの人間ドラマなんだから、ここでSF展開にならないでくれ!」と。それが通じたのか(だから違う)、SFにはならなかった。


はふぅぅぅぅ~、と深い深い安堵のため息を漏らしながら、あとは結末に向けてのんびり構えていたら…。


最後の最後でSFになった。


まさかとは思っていたけど、持ってきちゃったかー、という感じ。それはそれで、映画的に雰囲気のある終わり方だとは思うが、それまでの過程が丁寧(カーティスの思い詰めた緊迫感だとか、それを受け止めた上で包み込む妻の愛だとか)だったから、「最後は映画っぽく、どーんと!」みたいな丸投げな印象を受けたんだよな。


それはちょっと残念だったけど、決してKUSO映画だったとは言わないよ。気になる人は観てみてください、と言える良い作品でした。



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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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