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ボクシング・ヘレナ

初見。


過去の思い出と現在がピッタリと合わさった映画。



あらすじ

ニックはヘレナという女性にゾッコン。でもヘレナはニックなんぞout of 眼中。あぁヘレナが僕のそばにいてくれたら…。どうしたら一緒にいてくれるだろうか。ニックの出した答えとは? まあパッケージ画像を見れば、大体想像はつくだろうけども。


ボクシング・ヘレナ



私がまだ思春期の頃、我が姉が「ヘレナという名の不良少女が、ボクシングで成功をおさめる」話だと勘違いして、この映画を借りた。当時の私も同じようにそう思っていた。


鑑賞を終えた後の姉は、血の気の引いた表情をしており、「どうだった?」と感想を訊ねた私に対して、「なんか思ってたのと違った」とだけ答えた。私も「ふーん」で終わった。


それから十数年経った現在、私は不意にこの映画と再会を果たし、あらすじを読んでぶっ飛んだ次第でございます。



本当になんか思ってたのと違うやんけ!



この事実を知った今、姉はなんて気の毒なんだろうと思う。ガールズキャピキャピムービーぐらいしか観ない、これ系の映画には無縁だった姉が、眼前に広がる想像もしなかった世界を目の当たりにすれば、そりゃあんな今にも死にそうな顔をしてもおかしくはない。


姉よ、すまん。私が「それ、箱の方のボクシングやから、やめといた方がいい」とあの時言えれば、あなたはそんな知りたくもなかった世界を知る由もなかったのに。あ、でも今度、覚えてたら感想聞かせてネ☆


以下ネタバレよ↓




















これね、くしくも最近観た『ボディ・ダブル』同様、主人公が果てしなく一途なストーカーだったのね。相手の女性をまるで聖母のように、夢見がちな瞳で見つめる少年のような中年、つまり少年中年だった彼ら。


『ボディ・ダブル』の方の少年中年がジェイクさん、『ボクシング・ヘレナ』の方はニックさんなのだが、二人は前述のように共通点がたくさんありながら、不思議とジェイクさんに比べて、ニックさんの方が「気持ち悪さ」が格段と勝っている。


ジェイクさんは、負け犬オーラで見る者の目を貫くほど輝いていたが、几帳面で優しく、なんかウケる要素も相まって、覗き+ストーカー野郎なのに、憎めないキャラに仕上がっていた。


ジェイクさん
負け犬の中の負け犬、ジェイクさん


だけどニックさんはどうだろう。言葉でどう表せばいいのか分からないが、率直に浮かぶ言葉は「キモい」。劇中、私は何度「キモッ」と言っただろうか。ニックさんも、性格的にはジェイクさん同様、優しそうだし几帳面っぽい。そしてキモい


外見が気持ち悪い訳じゃないんだけどねー。やっぱりあの目つきかしらん。それとも髪型のせい?


ジュリアン・サンズ
なぜあの髪型なのか。ロン毛ならばそれでいいが、ロン毛と呼ぶには若干短い。つまりはオカッパだね。



私の中でキモい以外の何物でもなかったニックさんだったが、ヘレナの元彼氏が、四肢のなくなった彼女に失望した時、「彼女は今でも美しいんだ!」と反論した彼は、信じられないくらい素敵に見えた。たとえオカッパでも。


内容的には、あらすじを読む限りではもっとグログロしいのを想像してたけど、四肢切断シーンもないし、BOXINGという割には、パッケージ画像のように箱に詰める訳でもない。ショッキングな物語の中に、幻想的な恋愛物語が繰り広げられたという感じかな。


でもオススメはしません


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コメント
21:逆に見たくなりました(笑 by 篠雨 はつい on 2013/06/14 at 23:32:15 (コメント編集)

こんばんは。
先日はブログ訪問&コメントありがとうございました。

記事が面白すぎて逆に見たくなってしまいました(笑
残念ながら私はこの作品のタイトルとあらすじを読んだだけでは見ようと思わない気がします。
…が、ベネディクトさんの感想面白すぎて…
興味が湧いてます(笑
特にニックさんのキモさがどんなもんか、見たいですwww

また遊びに来ますね。
それでは失礼します。

22:こちらこそ! by ベネディクト on 2013/06/15 at 16:56:22

>篠雨 はついさん

こんにちは!
いえいえ、こちらこそ再びの訪問&コメントありがとうございます!
記事をお褒めいただき、大変大変、恐縮の嵐でございます。

逆に興味が湧きましたか(笑)
ニック役のジュリアン・サンズは、若い頃はアイドル的なルックスで、
美形俳優として活躍していたのですが、その事実を考慮した上で、
導き出る結論が「キモい」なので、よほどこの役にハマッていたのだと思います。

なんか、こう…昇天する時のような「ほわぁ~んっ」とした表情が、
私的には完全にアウトでした(笑)

はい、是非また遊びにいらしてください!
私もお邪魔させてもらいますね^^

34:ジュリアン・サンズWWW by クロツ大尉 on 2013/06/25 at 00:17:54

ジュリアン・サンズはデビュー当時はアイドル的な人気でしたけど体型に難がありましたよね、やけに下半身がどんくさいというか、昔ながらのアップで撮らないと活きないタイプの俳優というかWWW。しかし、この作品以降、ジュリアンサンズってコレと言った作品がリリースされる事もなく、ヘレナ・ボナム・カーター(現・ティム・バートン夫人)の男気溢れる女優魂が唯一の救いか… 本来はキム・ベージンガー主演だったのに監督と意見が合わなかったのか、急遽降板してしまって契約違反で裁判起こされたキム・ベージンガーが破産してしまった映画でもありました

38:コメント連投ありがとうございます♪ by ベネディクト on 2013/06/25 at 19:48:17

>クロツ大尉さん

そうなんですよ、体型が気になるんですよ!!
そのへんをどう表現しようかと悩んでいたのですが、
「下半身がどんくさい」というクロツ大尉さんの表現で、ビビッと来ました(笑)
歩き方も、筋肉のある男の人で時々いるような内股ぎみなのが気になったり…。

『眺めのいい部屋』ですか。懐かしいですね!
ヘレナ・ボナム・カーターもデビュー当時は純真な少女役が多かったのに、
気づいたらティム・バートン夫人で、あんな感じになってましたね(笑)

キム・ベーシンガーだったんですねー…。
分からなくもないけど、シェリリン・フェンの方が魔性の女のイメージが強いかな?
破産したのは気の毒ですが、彼女にとってはこの映画、出なくて正解だったかも!?^^

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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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