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ジュリエット・ビノシュinラヴァーズ・ダイアリー

初見。


どのへんがラヴァーズだろう?



あらすじ

雑誌『ELLE』の編集者であるジュリエット・ビノシュは、パリで援助交際をする女子大生の取材をしていた。「あんなことや、こんなことをするのよ」「あ、あんなことや、こんなことも!?」ってな感じで、次第に感化されていくジュリエット・ビノシュのお話。


ラヴァーズ・ダイアリー



これ、巷ではエロスとか欲望だとか言われているみたいだけど、そこまで露骨には感じなかった。確かに、生々しいシーンはいくつかあったが、フランス映画ならまだ優しい方じゃない? 実際、ジュリエット・ビノシュは、過去の出演作で「あんなことや、こんなこと」以上の事をしてきた訳だし。


で、感化されていくジュリエット・ビノシュなんだけども、結局彼女は、女子大生への取材で何かを見出したのかな? そこんとこ、よく分からんかった。自分の中に眠る欲望を呼び覚ましただけなのかね?


そして邦題の『~ラヴァーズ・ダイアリー』ってのは、誰を指してるのか。ビノシュ夫妻? それとも、ゴムのラバーのこと? “ゴムのように伸縮自在に形を変える人間の感情”って意味でつけたのかな。うん、絶対に違うね


ネタバレありヨ↓






















映画の内容としては、子育てや家事、仕事に追われ、女である事を忘れかけていた中年女性が、若い娘たちの赤裸々な告白に引き込まれる、というもので、これ以上でも以下でもない。


主演がジュリエット・ビノシュだけあり、もっとネットリと絡みつくような艶やかさを想像した人もいるだろうが、「女である事を忘れたジュリエット・ビノシュ」なので、そこを考慮すると、自ずと答えは出ると思う。


でまぁ、映画の感想はこんなもんなんだけど、この映画の見所は、ジュリエット・ビノシュが、取材対象の女子大生とパスタ(?)を食べるシーンだろう。


はじめのうちは、「取材中はお酒は飲まないの(つーん)」と気取っていたジュリエット・ビノシュだが、大胆な話を聞いているうちに、次第に気分が盛り上がってしまい、結局は飲む事に。アルコールの力を借りた彼女は、それはもう愉快愉快。“箸が転がっても笑う年頃”は遥か彼方に過ぎ去っているのに、無意味な事にも大爆笑


で、問題のシーン。もうね、パスタの食べ方が汚い。口にいっぱい頬張る、頬張りながら喋る、手で掴む。そして極めつけは、実にどうでもいい事で笑いの沸点に達した彼女が、口の中のパスタを爆発させる。


観客としては、「何がそんな笑えるのか分からないが、笑っている彼女がなんか笑える」という、何が何やらな気持ちに陥ってしまう。


だが不思議なもので、ジュリエット・ビノシュの食べ方は、美味しそうに見えるんだよね。間違ってほしくないのは、“ビノシュが美味しそうに食べる”のではなく“ビノシュの食べ方が美味しそう”ということ。つまり、彼女自身が「美味しい」と感じて食べているのではなく、ただ普通にパクパクと食べているだけなのに、見ているこちらが、凄く美味しそうだなと感じてしまうのね。


この映画だけに限らず、どの映画でも彼女はそうなんだよねぇ。くっちゃくちゃと大袈裟に口を動かして食べるから、美味しそうに見えるのかな。


っていうか、食べ方とか、そんな細部の事までどうでもいいよ、って? 必死に説明して気持ち悪いよ、お前、って? 


だって食べる事に情熱を降り注いでんだもの。食事シーン大好きな私にとって、ビノシュ、パスタ口腔内爆発のシーンはどうしても見て見ぬふりは出来ないのさ!


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コメント
51:超~懐かしい!!! by クロツ大尉 on 2013/06/29 at 06:17:25

ジュリエット・ビノシュ、オバサンになったな~って自分も年食ってんですけどね(汗)食べ物を扱った映画といえば日本なら故・伊丹十三の「たんぽぽ」でしょう… 昔々、バブルの時代に某スキー場のホテルで女性スタッフが「当ホテルではルームサービスでラーメンはありません!!最寄のラーメン屋さんは○○○ラーメンです!そちらでラーメンをお召し上がりください!!!!」と金切り声で全館に放送があったそうです、たまたま、その日にTVで「たんぽぽ」を放送しててラーメンを食べたくなった客によるルームサービスの電話がフロントに殺到したからだそうで…その対応に追われまくった結果、キレっちゃたらしいです!! 確かにアレ見た後はラーメン無性に食いたくなるよなって感じですね。全国を渡り歩いてラーメンを食べ尽くした結果、ラーメンに異常に詳しいさすらいのトラッカーの山崎努とその相棒はデビュー間もない渡辺謙とキャストも面白いしWWW

55:コメントありがとうございます!! by ベネディクト on 2013/06/29 at 15:10:10

>クロツ大尉さん

へぇ~!! そうなんですか!!
食べ物映画大好きな私には、聞き逃せない情報だ!

女性スタッフの気持ちが痛いほど伝わるエピソードですね(笑)
「だからラーメン、ないっつってんだろ!」と心底思ったでしょう。
私も『UDON』を映画館に観に行った時、家に帰ってうどんを食べましたもん(´ω`*)
俳優の人たちは、本当に美味しそうに食べるから見ていて嬉しくなります。

『たんぽぽ』機会があれば是非観てみたいと思います!

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映画への愛は半端じゃないですが、適当な性格なので、愛がうまく伝わっているか自信がありません。というか、何の話をしてるんでしょうかね、私。

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